この記事では、GIOS(ジオス)ミストラルのカピカピのホイールリムを、ラバー砥石で研磨してピッカピカにするまでをレポートします。
自転車のリムって、しばらく乗っているとブレーキシューのカスがこびりついて、黒く汚くなってきますよね。なかなかキレイにならないし。
この記事を読むと、お金をあまりかけずに、そこそこの労力でリムをピッカピカにする方法を知ることができますよ。
リム研磨前の下準備をする
普段乗りのお気楽自転車として入手したGIOS(ジオス)ミストラルのレストアが着々と進行しております。
ボロボロだったGIOS(ジオス)ミストラルが少しずつキレイになっていくのが、嬉しくてたまりませんが、今回はなかなか手強そうなリムをやっつけることにします。
納得のいく仕上がりにしたいので、本番のリム磨きの前にしっかり下準備を行いましょう。
マジックリンで洗浄
ボロのGIOS(ジオス)ミストラルがやってきから、何度マジックリンで洗ったか分からなくなってきました(笑)
そして洗うたびに汚れが出てきます。何度も洗ってるのに。
そして今回はリムの手入れがテーマですので、リム面を念入りにマジックリンで洗っております。いやーまだまだ汚れが残っていますね。
ホイールのステッカーを剥がす
とりあえずリムを洗って油汚れやホコリを落としまして、乾きましたらリムに貼られているステッカーをはがします。
お気楽仕様のGIOS(ジオス)ミストラルは、とにかくシンプルな外観にしたいのです。
なので少々主張の強いステッカーはご遠慮いただくことにしました。
ドライヤーで温めてからはがすと、のりが残りにくくてキレイにはがせるようです。
ハブについているシールもはがします。すっきりしますね。
GIOS(ジオス)ミストラルのリムを研磨する
下準備が終わりましたので、カピカピ状態のリム研磨の本番に突入します。
カピカピ、ぶつぶつ、ガサガサなリム面です。なんかすごいビジュアルです。
なかなかこんな状態のリムは見たことないです。
素人考えですが、アルミと空気が反応することでアルミが腐食してできる、サビの一種ですよね。
見た目だけではなく、爪で触れるとガリガリ引っ掛かります。
ビジュアル的にも機能的にもこれはいけません。
ここで秘密兵器の登場です。ホーザンのラバー砥石(粒度120番)です。
粒度=目の細かさは3種類あるようで、数が大きくなるほど目が細かいと思われます。
- 60番
- 120番
- 320番
ボクは何も考えずに知らずに120番を買ってしまっていました。
結果的には問題なかったんですが、60番と120番を買えばよかったかもです。
先の写真の通り、リム面の荒れ具合が半端ないでしょう。
先に60番で粗研磨して、その後で120番で研磨したら少しはラクだっただろうなあ。
このようにリムに添わせて消しゴムを使うようにリムを磨いていきます。
そこそこ力を入れて研磨しないと汚れが取れませんので、実はなかなかに大変です。
消しゴムと同じように消しカスがじゃんじゃん出てきます。
水で流しながら作業すると良さげなので、お風呂場やベランダ、お庭など水が使える場所で作業すると効率が良さそうですよ。
前後ホイールでリム計4面のうち1面の研磨が完了しました。
奥がビフォーで手前がアフターです。
めっちゃキレイになりますね。まるで新品みたいな仕上がりです。
ただ終わったのは4分の1でして、まだ×3あると思うと先が思いやられます。
まあピカピカになったホイールを想像してがんばりましょう。
前後ホイール、リム面4面の研磨が完了しました。
かなりの重労働で、仮に真夏の屋外でやるとヤバいのではないでしょうか(笑)
ラバー砥石がこんな感じで減りました。まさに消しゴムと同じ感覚。
カッターナイフで断面を整えてあげるとまだまだ使えそうです。
ラバー砥石による研磨で驚きの仕上がり
どうですがこの仕上がり。美しすぎる!
リムだけを見たらまるで新品です。いやー達成感が半端ない。
ラバー砥石によるリム研磨は、コスパ的にも、労力的にもめっちゃ効果が高いですね。
これは本当に良い方法を見つけました。
実はスポークにも手を入れました。
元々はブラックのスポークだったんですけど、何度も洗ううちにハゲハゲになってたんです。
またブラックのスプレーで塗装しようと思ってたんですが、研磨スポンジでこするとペイントがキレイに落ちるんです。
なので研磨スポンジでこすりまくって、塗装を全部剥がして地色にしました。
スポークはステンレスのはずなのでこのままでも大丈夫なはず。
まとめ
というわけで今回は、GIOS(ジオス)ミストラルのカピカピのホイールリムを、ラバー砥石で研磨してピッカピカにするまでをレポートしました。
最後にまとめます。
リム研磨前の下準備
⇒油やホコリを落とすためマジックリンで水洗い
⇒ホイールに貼ってあるいらないステッカーをはがす
ラバー砥石でリムを研磨
⇒ホーザン製のラバー砥石
⇒目の細かさは三種類
⇒水で流しながら研磨
驚きの仕上がり
⇒まるで新品のような美しさ
⇒コスパも良い
ようするに
アルミが腐食してカピカピになったリムでも、ラバー砥石で研磨すれば、まるで新品みたいに輝きが復活しました。
少々しんどいですが達成感が半端ないし、ラバー砥石研磨はおすすめ。
ということです。
ぜひ皆さんもラバー砥石でリム研磨してみてくださいね。