この記事では、ブルーノ・ミキストのグリップシフターを、操作性の良いトリガーシフターに付け替える方法を、実際の取り付け例をあげて紹介します。
グリップシフターってもっさりしているけど、レバー式の変速レバーに替える方法なんてわからないし、何を用意すればいいのかも分からない。やってみたい気もするけど不安、という方もいらっしゃると思います。
そんな不安を解決するのが、今回の実際にトリガーシフターに交換した、実地のレポートです。
この記事を読むだけで、何を用意して、なにをどうすればよいかが分かりますので、いらぬ遠回りをしないですみます。
5分ほどで読めますので、ぜひご一読を。
結論:トリガーシフターに交換するのは簡単
ブルーノ・ミキストは、元々「グリップシフター」という、右手のグリップについているシフターを、ぐりぐり回転させることで、変速する仕様になってます。
今回、このグリップシフターから、レバー式の「トリガーシフター」への交換にチャレンジしました。結果はというと、あっけないほど簡単でした。
そしてトリガーシフターに変更したことで、変速のフォーリングがとっても良くなりました。もう「スパスパ」変速できます。以前は「ぐりぐりがちゃがちゃ」でしたから。
費用のほうも、グリップ込みで二千円ほどでおさまるので、やってよかったです。
2015年モデル以降は7段変速です
我が家のブルーノ・ミキストは、2014年モデルでして、現行のモデルとはいろんなところが異なるようです。一番わかりやすい変更点は変速の段数が変わったことだと思います。
【ブルーノ公式】MIXTE F(ミキストF ミニベロ)BRUNO BIKE 2020
- 2014年まで:8段変速
- 2015年以降:7段変速
7段と8段とは、シフトレバー、スプロケットなどの互換性がありません。ディレイラーとチェーンは互換性あります。たぶん。
今回の2014年モデルの8段変速を前提にレポートしますので、7段のブルーノ・ミキストのオーナーの方は、置き換えてご覧くださいね。
トリガーシフターへの変更がマイブーム
ただいま絶賛リフレッシュ進行中の「ブルーノ・ミキスト」ですが、今回は変速系を一式がさっと変更しましたので、そのあたりをレポートしますね。
実は我が家では、グリップシフターからトリガーシフターへの、変更のブームが起こっているのです。
グリップシフターしか知らなかったら、なんとも思わなかったのに、スパスパ決まるトリガーを知ってしまうと、「グリップ式はなんだかなあ」となるようです。ボク自身がそう思ってるので間違いありません(笑)
以前、ルイガノTR2という、ゆるめのクロスバイクを、グリップ式からトリガー式に変更したときのレポートに、あれこれ書いていますので、よければご覧くださいね。
グリップシフトからトリガーシフトへの変更はカンタン【ルイガノTR2】
変更前のグリップシフターのようす
我が家に来てから五年以上たちまして、相当くたびれているグリップシフターです。機能的にはまだ使えるんですが、インジケーター窓がくもっちゃって見えません。ブレーキレバーも変更しますので、一式がさっと取り替えます。
シフターとは直接関係ないんですが、リフレッシュの一環として、このあたりも一式取り替えます。
- ディレイラー
- スプロケット
- チェーン
- ワイヤー類
どうせ取り替えるならと、元と同じパーツと同じものではなくて、ボクがイイなあと思うパーツと交換しますね。このあたりが楽しいです。
トリガーシフター化に必要なもの
グリップ式からトリガー式に変更するために、最低限必要なものは、トリガー式のシフトレバーだけですね。まあグリップも必要と言えば必要ですが。
しっかりした作りですが、1500円しません。さすがシマノ製品でコスパ最高です。
今回はこの製品にしましたが、シマノの8速用なら何でもいいです。全部互換性あります。きっと。
もしお財布に余裕があれば、
元々のスプロケットが11-25Tで、今回用意したのは11-32Tです。ざっくり言うと、最高速はそのままで、低速側が28%ラクになります。そうすることで坂を登る時に、三割増しでラクになります。
元から付いていた「クラリス」ディライラーは、この「ALTUS」よりグレードは上なんですけど、もうボロボロですし、機能的にもだいぶんお疲れのようなので、変更することにしました。
このALTUSは、二千円ちょいなのに、しっかり仕事をしてくれまして、確実に気持ちよく変速してくれるので、ボクは好きなんです。
「DEORE」などの、もっと上位の機種に比べると、変速時の衝撃は「カタン」とちょっと大きめですが、なんの問題もありません。
グリップシフトの幅を確保するために、グリップシフター用のグリップは、左側より右側が短くなっています。
なのでグリップシフトをやめて、トリガーシフトに変更するのに合わせて、左右同じ長さのグリップを新たに用意しないといけません。
いつもはブラックを買うんですが、今回はブルーノ・ミキストのイメージ合わせて、茶色(ブラウン)を選びました。使い勝手はかなり良いです。お手手が疲れません。それでいて600円しないってコストパフォーマンス高すぎです。
以前のレポートがありますので、よければご覧くださいね。
トリガーシフター交換後
グリップシフターの時とは、もはや別の自転車のようです。なんともスッキリと「シュッ」としてますね。そしてカッコイイだけではなくて、圧倒的に扱いやすいです。
シマノ製Vブレーキレバーとのツーショット。まるで「最初からこんな構成でしたよー」と言わんばかりの完成度です。
このVブレーキ用レバーも、左右セット+ケーブル一式で二千円ほどです。ただ、元から付いている、カンチブレーキには使えませんので、ご注意くださいね。
見やすいし、変速しやすし、デザインもナイス、もっさり感が皆無です。いいですねえ。自画自賛もほどほどにしたいんですが、つい。
スプロケットはきっとメッキされてますよね、この美しい輝きは。ついでにチェーンもメッキチェーンにしてあります。
そして、安価なのにデザインもすっきりしてて、とても良い仕事をしてくれる、ALTUSディレイラー。わけあって、インナーケーブルのフィニッシュがうねっております。他車に付いてた新古ケーブルを再利用しているもので、ご容赦ください。
クランク、チェーンリング、チェーンリングカバーも、メタルコンパウンドで磨いたばかりなので、駆動系一式が銀色に輝くシルバー祭り状態です。
このように、ブルーノ・ミキストのトリガーシフターへの交換は、トラブルが発生することもなく、無事完了しました。
まとめ
というわけで今回は、ブルーノ・ミキストのグリップシフターを、操作性の良いトリガーシフターに付け替える方法を、実際の取り付け例をあげて紹介しました。
最後にまとめます。
結論:トリガーシフターに交換するのは簡単
⇒カッコイイ、操作性良い、で良いことばかり。
2015年モデル以降は7段変速
⇒今回の例は2014年モデルで8段変速なので注意して。
トリガーシフターへの変更がマイブーム
⇒トリガーシフターを知ってしますと戻れません。
トリガーシフター化に必要なもの
⇒必須なのはシマノ製8段用トリガーシフター。
⇒グリップも必要ですね。
ようするに、
グリップシフターをトリガーシフターに取り替えるのは意外と簡単。見た目がすっきりするし、変速時の操作性がとても良くなります。
ということです。
変速関係の調整がしっかりできていると、変速がスパスパ決まって、とても気持ちイイですね。