この記事では、Vブレーキが付いてる自転車に、便利なリング錠を付けるまでのレポートをご紹介します。
自転車の後輪に付けるカギのことは知ってるけど、自分で付けるなんて考えたことないし、今の自転車はVブレーキが付いてるし、なんかいろいろ不安になりますよね。
その悩みをカンタンに解決するのが、Vブレーキ用のリング錠です。
今回の記事を読むだけで、アナタの自転車にちゃんと自分で、リング錠を取り付けられるようになります。
普段使いの自転車にはリング錠が便利
比較的お安いママチャリと違って、スポーティな自転車ってそこそこなお値段がしますよね。そんな自転車を盗まれたりしたら、しばらくはショックで立ち直れないでしょう。
また自転車泥棒から見れば、スポーティな自転車って目立ちますし、お金になりそうなので、きっと盗みたい心を刺激することでしょう。腹立ちますが。
なので、盗難対策としては、
- 動かせないモノにチェーン錠をかける「地球ロック」
- 盗っ人がカギを壊す時間をよけいにかけさせる「ダブルロック」
が重要ってことになってます。
ただ、我が家の家族には、これらの方法が不評でして、なかなかやってくれません。まあそれには、わけがあるそうなんですけどね。
それはなぜかというと、駅とか学校とかの駐輪場で一分一秒を争う(笑)ということらしいです。なので地球ロックとかダブルロックとかやってられないそうな。
ボクからすればいろいろ指導?したいこともあるんですが、まあ気持ちも分からないではないので、ちょっと妥協して、リング錠というものを家族の自転車に取り付けることにしました。
自転車泥棒がクルマで乗りつけて、ヒョイと担いで持って行かれちゃうと、まったく効果がないんですけど、まあリスクと利便性を天秤にかけた結果です。
Vブレーキが付いてるけどリング錠付くの?
リング錠ってこういうヤツです。自転車の後輪を金属の輪っかでロックする方式です。ほとんどのママチャリがリング錠を取り付けてると言っていいんじゃないでしょうか。あっという間に開けたり締めたりできる便利なカギですね。
でも今回、リング錠を取り付けたいのは、ゆるめのクロスバイク「ルイガノTR2」なんです。そしてこのルイガノTR2には、ちょうどリング錠を取り付けたい場所に、すでにVブレーキ付いていて、場所をとっちゃてるではありませんか。参った。
でも大丈夫。まだ諦めることはありませんよ。ちゃんとこうした場合を想定した、ナイスな商品があるんです。
Vブレーキ用リング錠を見つけました
これが今回選んだ、Vブレーキ付き自転車用リング錠です。Amazonで見つけましたが、便利なものがあるものですねえ。
パッケージを開けて、パーツを確認しているところです。シンプルな構成ですが、いろいろ気付いたこともありました。
リング錠を自転車に取り付けるためのボルトやワッシャー類が、たぶんクロームメッキされたスチールです。雨の日もきっと乗るであろう自転車なので、一年もすればきっとサビてくるでしょう。理想を言えばボルト類はステンレス製がベストですね。
まあこの製品が悪いとは思ってはいなくて、他のリング錠たちもみんな同じようなものだと思います。なのでこんな対策をしようと思いたちました。
- 組み付けるときに「ラスペネ」を薄くかけてサビ予防する。
- そのうちサビの気配が出てきたらステンレスのボルトに替える。
最初からステンレスのボルトにしてもいいんですが、ホームセンターに買いに行くのが少々めんどうなので(ごめんなさい)
左の簡素なカギが、今回のじゃないリング錠のキーです。そして右の3本束になってるのが、今回選んだリング状のキー。
今回のは、プラスチックのカバー?が付いていて、なおかつ「防犯性が高い」と商品説明に書いてあるディンプルキーになってます。そしてちょっとキーが大きいので無くしなさそう。
どこのメーカーの製品でもあまりお値段がかわらないので、どうせならこっちの方が良いじゃないと思って、このリング錠に決めたしだいです。
パッケージの台紙の裏面が取り付け説明書になってまして、たいへん分かりやすかったです。これをちゃんと見れば、誰でも問題なく取り付けることができるはず。
ではさっそく取り付けてみますね。
リング錠を取り付けました
フレームにVブレーキを取り付けているボルトを取り外します。このボルトはもう使わずに、リング錠に付属している寸法の長いボルトにあとで交換します。
U字型のパーツをVブレーキの上に重ねて固定します。スペーサーやワッシャーも一緒に取り付けるので、忘れないようにしてくださいね。ボクは忘れてやり直しました(笑)
U字型パーツにリング錠を重ねて取り付けます。カンタンです。
リング錠がばっちり車輪をロックしている状態です。自分でやると達成感があります。
取り扱い方法説明書をしっかり見ながら作業すれば、なんの問題もなく10分ほどで完了します。ボクのように取説をちゃんと見ないで適当にやると、やり直したりで余計に時間がかかりますのでご注意ください(笑)
これからやることは、
- 「ラスペネ」を軽く塗ってサビ止めをすること。
- スペアキーをきっちり管理すること。
ということで、リング錠の設置が無事コンプリートしました。
まとめ
というわけで今回は、Vブレーキが付いてる自転車に、便利なリング錠を付けるまでのレポートをご紹介しました。
最後にまとめます。
普段使いの自転車にはリング錠が便利
⇒防犯的にはちょっとデメリットもあり。
⇒通勤通学に使うにあたっては便利さ優先。
Vブレーキが付いてるけどリング錠付くの?
⇒Vブレーキ自転車用のリング錠がある。
リング錠の取り付け
⇒取り扱い説明書をしっかり見ればカンタンに取り付けOK。
ようするに、
Vブレーキが付いてる自転車でもVブレーキ用リング錠なら付けられます。取り扱い説明書を見てやれば、誰でもカンタンに取り付けられますよ。
ということです。
ほんと自転車って、自分でいろいろやると、達成感がハンパないですね。