レビュー

中古自転車 ルイガノTR2 リフレッシュ計画ビフォーアフター【総合まとめ】

ルイガノTR2とVELO(ベロ) Plush VL4126

ルイガノTR2の中古車を購入

ルイガノTR2

ルイガノTR2の中古車をヤフオクで購入しました。ほしい車種は他にもあったんですけど、予算が限られてまして、ちょっとしんどい。なら中古車を買って自分で整備すればいいやと思ったわけです。

ルイガノTR2を選んだのは、こんな理由からです。

  • そこそこスポーティな自転車がほしい。
  • ゆるめのクロスバイクがいい。
  • 普段使い用に前カゴと泥よけが装着可能。
  • 乗車時にフレームをまたげる。

ルイガノTR2に気持ちよく乗れるように、こんな方針でリフレッシュをすることにしました。

  • 安全に気持ちよく乗れるように機能面では万全に。
  • 自転車に愛着を持てるようキズ・汚れ・サビは極力落とす。
  • 性能アップのためのパーツのアップグレードはしない。
  • 普段使い用に前カゴ、泥よけ、ライト、リング錠を付ける。

最高の普段乗り自転車になる予感がしますね。

現状をチェックしてリフレッシュ計画を立てる

ルイガノTR2のリフレッシュを進める前に、今どんな状態なのかの現状確認、そして具体的にどうカスマイズしていくかの計画を立てました。

ブレーキ

まず、各部分の現状を把握します。そうすることで、改善すべきポイントがはっきりします。

次に、具体的にどうやって改善するかを決めます。これが決まると、お金がだいたいいくらかかるかが分かって安心です。

自分で無理なくできる範囲で分解しました

まず最初にやったことは、無理せずできる範囲で分解することです。これはやろうとしていることができる範囲で大丈夫。

ある程度分解すると、奥まで手が入るので作業がはかどります。また分解をするなかで、自転車の各部の仕組みや役割がわかって、とても勉強になりますし、傷みや消耗に気付いたりします。

取り外した部品

フレームを磨いてピッカピカにしました

自転車の各パーツの中で、フレームって一番目立ちますし、自転車の顔って言っていいと思います。そのフレームがピッカピカになるって、最高じゃないですか。

  • ホコリ、汚れ、などを落とす下準備をする。
  • フレームを磨くためのモノを用意する。
  • 効果的で疲れない磨き方をする。

こうすることで、「ざらざら」だったフレームの表面が、「つるつるピッカピカ」になって生まれ変わったようでした。

アフター

 傷んでいたボトムブラケット(BB)交換

BB外れる本来なら「ぬるぬる」回転するのがBBのはずなんですが、10年前の自転車だけあって、潤滑が切れちゃってました。

BBにはいろんな種類とサイズがありまして、交換用のBBを手配する際には注意が必要ですね。

そして交換する際にも、簡単には外れないことも多々ありまして、今回もいろいろ苦戦しました。

でも最終的には上手くいきまして、BBが「ぬるぬる」回るようになって大満足です。

輝き

キレイなハブ

かなりくたびれていたルイガノTR2ですが、車輪のハブ(車輪の回転軸)まわりを、ちょっとがんばって、光り輝かせてあげると、見栄えが一気にアップするんですよ。

金属部分はメタルコンパウンドで磨いてやると、驚くほどピッカピカになります。そして車輪を車体に固定するハブナットを新品のメッキナットに変えてさらに見栄えがアップしました。

これは、自分も嬉しくなりますし、自転車もきっと喜んでくれますね。

チェーンリングカバーをシルバーに塗装

塗装完了

自転車のパーツを自分で塗装するなんて、とってもハードルが高そうですよね。ボクも今回チャレンジするまで、そんなことやったことなくって、どうなることかと思いました。

でも、ネットなどなどでしっかり情報収集して、だいたい決まってるやり方を守ることで、そうそう失敗せずに、まずまずの結果を得ることができました。

ブラックでもっさりしていた、チェンリングカバーが銀色(灰色ではありません笑)に変わって、めっちゃうれしいです。達成感あります。

大苦戦するもなんとかドロヨケ装着に成功

ドロヨケ取り付け完了

普段使いの自転車には、ぜったいドロヨケは、付けておいたほうがイイと思うんです。通勤通学の自転車とかの、普段使いだと雨の日だって乗りますからね。

そんな思いから、ルイガノTR2にもドロヨケを付けることにしたんですが、今回は大苦戦しました。記事が三回連続なことからわかるというものです(苦笑)

買った時からメーカーが、付けてくれている純正のドロヨケなら、なにも悩むことはないんですが、今回は汎用の市販のドロヨケを選んだので、それはそれはいろいろありました。

なんとかかんとか工夫しまして、最終的にうまく取り付けることができたんですが、そのプロセスでいろんなことに気付きまして、とても勉強になりましたよ。

アウター

アウターの交換完了

ブレーキと変速(シフト)をするためのケーブルがありまして、そのケーブルの外側をアウターケーブルと言います。

このアウターケーブルってけっこう目立ちますし、これをお好みの色にすることで、自転車の雰囲気ががらっと変わったりします。

今回は、シルバー好きのボクの好みに合わせて、シルバーのメッシュ柄にアウターに変更しました。おかげでハンドルまわりの見栄えがぐっとアップしました。

Vブレーキ用のリング錠を取り付けて便利に

取り付けシーン3

通勤通学などの普段使い用の自転車って、駐輪するときは、ぱぱっとカギをかけて、乗り出すときは、ぱぱっとカギを開けることが大切ですよね。特に駅なんかで一分一秒を争うときには(笑)

リング錠はそんな使い方にぴったりなんですが、Vブレーキがついてる自転車には、付かないんじゃない?と思っていました。

でもVブレーキ用のリング錠ってあるんですね。取り扱い説明書をしっかり見ながら、取付作業をしましたら、簡単の取り付けることができました。

サドル

ルイガノTR2とVELO(ベロ) Plush VL4126

今回は、こんな条件でサドルを探したんです。なかなかに条件は厳しいですよ。

  • ボクじゃなくて家族(女子)が乗る用です。
  • 通勤通学レベルのふつうに自転車を利用する人です。
  • 遠出してもお尻が痛くならない。
  • ルイガノTR2に合うデザイン。
  • カラーは茶色=ブラウン。といってもクラシック調はダメ。
  • ちょっとカワイイのが良い。でも可愛すぎるのはダメ。
  • めっちゃ高いのはダメ。高くても五千円まで(これも高い)

そして、たいへんラッキーなことに、ほぼ理想のサドルを見つけることができたんです。

VELO女性向けサドルは、予想以上に良いサドルで驚きました。お尻とケンカしない、収まるところに収まる、それでいてコスパ良し。幸せになれます。

前カゴ取り付けのためにスレッドステムを調整

六角レンチで緩める

ルイガノTR2は普段使い用の自転車なので、前カゴを付ける必要があります。そして前カゴを取り付けるためには、ブラケットという金具を、スレッドステムに付けないといけないんです。

ハンドルを支えているスレッドステムですが、なんかネジみたいなのがたくさん付いていて難しそう、イジってややこしいことになったらイヤだなあ、なんて敬遠したくなりますよね。

でも、今回前カゴを取り付けるという必要に迫られて、スレッドステムを触りまして、その結果として、スレッドステムの仕組みやその意味、注意したほうが良いポイントなどを理解することができました。

前カゴは普段使い自転車には必須です

前カゴ取り付け完了

ルイガノTR2のように、サイクリングにも行きつつ、普段は通勤通学やお買い物のも活躍する自転車には、前カゴという便利機能は欠かせないですよね。

前カゴを取り付けると一言でいっても、取り付け方法や、用意しておく部品の注意点など、気をつけなくちゃならないポイントがけっこうあります。

そのあたりをしっかり準備して作業をすすめた結果、トラブルもなくスムーズに、前カゴを取り付けることができました。

安定感バツグンの両足スタンド

完成状態

普段使い自転車に欠かせないモノの一つがスタンドです。スポーティな自転車だと片足のスタンドが多いかもですが、我が家では両足スタンドがスタンダードなんです。

両足だと、前カゴに荷物を置いていても「ばたーん!」と倒れちゃうことも少ないですし、安定感が抜群なんですね。

今回は、より良い商品選びから、自転車にキズを付けない取り付け方、より安定するセッティングなどに気をつけまして、無事取り付けることができました。

近場を軽く走ってみました

ルイガノTR2

ルイガノTR2のリフレッシュが一通り完了しました。まだちょっと手を入れたいところはありますが、まずは外で走らせてあげないとですね。

そこで、自転車で片道30分ほどのところにある、公園に行ってきました。やはり実際に走ってみると、いろいろと気付くことがあります。

今回は走行性能とか以前に、それぞれもパーツや部分が、問題なくしっかり仕事をしてくれているかに、注目してチェックしてきました。

坂道メインで「走り」をチェックしてきました

めがね橋

ルイガノTR2には、普段使いにも、サイクリングにも、活躍してもらうつもりなので、今回はちょっとだけハードなシチュエーションで、どれだけしっかり走ってくれるかを、チェックしてきました。

普段使い装備をたくさん装着してありますので、やはりそれなりに重いんですけど、思ってた以上にしっかり走ってくれましたよ。

サイクリングに行って、シンドイ思いをするのは、だいたい坂道なんですけど、テストランの結果、坂道もしっかり登ることができることが確認できました。

普段使い向きとは言っても、やはりルイガノTR2はクロスバイクですね。