「売れ行きナンバーワンのクロスバイクに乗ってみたい!」という思いで購入したのが、この「エスケープR3」2021年モデルです。
「エスケープR3」に、とっても興味があるけど、現物を見たわけじゃないし、自転車にもあまり詳しくないので、購入するかどうか迷ってる、という方もおられると思います。
このレポートをご覧いただくことで、「エスケープR3」を買うか買わないかを決めるヒントを得てもらえるとうれしいです。
エスケープR3はコスパ最強のクロスバイク
エスケープR3の自転車としてのクオリティと、実売五万円前後という価格について、良い意味でバランスが取れていないという感覚は、「エスケープR3」の現物を前にすると、より一層強くなりました。
「エスケープR3」を見るかぎり、これはどう見ても、7万円あるいは8万円くらいするとしか思えないんです。
なのに、五万円するかしないかで手に入るなんて、これはたいへんなコストパフォーマンス。
このありえないコスパを考えると、ベストセラーになるのも、当然かもしれないですね。
エスケープR3の外観をじっくりチェック!
エスケープR3の各部分じっくり・しっかりとチェックしていくと、ところどころコストダウンが感じられるのが正直なところ。
でも全体的に見ると、かなりの質感とクオリティを感じさせてくれるのが好印象です。
エスケープR3を買って、後悔することってきっと無いと確信しますね。
テスト走行して気になるポイントをチェック
坂道、悪路、ゼロヨンコース?などなどを走ってみて、エスケープR3の個性がいろいろと見えてきました。
その中で分かったことは、エスケープR3は素性というか、ポテンシャルは素晴らしいものがあるものの、素の状態ではいろいろと気になる点もあるということでした。
気になると言っても、ポテンシャルが高いだけでスゴイことなので、あとは乗る人にあわせて、改善や改修をしていくだけです。
そんなにお金をかけなくても、十分改善していけますし、手を入れれば入れるだけ、良くなる一方なので、楽しみが増えてイイことずくめですね。
純正サドルが痛いのでSMPエクストラに交換
スケープR3に純正で用意されている、コンフォートサドルは良いサドルだと思います。ただ残念ながらボクには合いません。サドルって人によって、合う合わないが激しくあるものなんですね。
なので無理にガマンなんてせずに、自分に合うサドルに交換しましょう。ボクの場合は、それが「SMPエクストラ」でした。
お気に入りのサドルに交換しておかげで、エスケープR3とますます仲良くなれました。近々遠出するのが楽しみです。
※実は後日談がありまして、さらにサドルをかえました(汗)
効きの悪いVブレーキのシューを交換
効きが悪いと感じていたブレーキについて、元から付いていたブレーキシューから、社外のモノに交換しました。
その結果、ブレーキの効きと、ブレーキの操作感の両方が、激的に良くなりました。たった千円でここまで変わるとは、我ながら驚きました。
フロントギアはミドル38Tだけで十分
大阪のベタ踏み坂「なみはや大橋」をフロントミドル38T固定で、特に困ることもなく登りきることができました。
ココが登れれば、よほどの激坂でもない限り、ミドル38Tで困ることはありません。
これで、インナー28Tも、アウター48Tもいらない、ミドル38Tだけで十分、ということが分かりました。
サドルをSMPエクストラからTRKに交換
栄なのか、何なのか、スタイリッシュなサドルを使っても、お尻が痛くてサイクリングが楽しめないなんて、本末転倒でナンセンス以外の何モノでもありません。
なにはともあれ、長距離・長時間乗ってもお尻が痛くならないサドルを、エスケープR3用に選びました。その答えが「SMP TRK」です。
これでエスケープR3での遠出も安心ですし、サイクリングを目一杯楽しめます。ボクにとっての最高のサドル、それが「SMP TRK」です。
※個人差にご注意ください。
ハンドルバーの高さを変えるのは簡単
ラクに楽しくエスケープR3に乗るために、車体の各部を自分に合うように調整することは、とっても大切です。
ハンドルバーの高さは、自転車に乗る姿勢の直接関係しますので、自分に合う高さに調整しましょう。
そのために、ステムの上下をひっくり返す方法と、コラムスペーサーの組み合わせを変える方法が、とっても簡単なのでオススメですよ。
グリップをコスパ最強エルゴグリップに交換
エスケープR3のグリップはかなりクオリティが高いです。でも残念なことに、手に汗をかくとちょっと滑るんですよね。
純正グリップから、たった529円のモノタロウエルゴグリップに変えると、安定感も使い勝手も、とっても良くなります。
お財布に余裕があれば、エルゴンGS1が一番良いけれど、お財布厳し目だったら、モノタロウグリップで十分以上に満足できますよ。
クイックリリース(スキュワー)でサイドスタンドを取り付ける
万能スポーツ自転車のエスケープR3にスタンドは無くてはならないモノですね。いろんなタイプのスタンドがある中で、今回装着したクイックリリースに共締めして使う、サイドスタンドはとても使い勝手がイイです。
長所がたくさんある中で、短所らしい短所が見当たりません。実際にボク自身がエスケープR3に装着して、何日も使った上でのことなので、これは自信をもって推薦できますね。
タイヤを30Cから25Cに変えてみた
走りを軽くなるかを確認するために、タイヤを30Cから25Cに変えてみた結果、いろんなシーンで走行性能がちょっとずつアップしました。
そんなにガラッと激的に走りが、変わったりすることはありませんでした。
ただその中でも、25Cの軽快な楽しさ、30Cの安定感のある頼もしさを、再確認することができました。どっちも正解だし、どっちも楽しいです。