この記事では、少々物足りない純正のエルゴグリップから、コスパ最高のモノタロウエルゴグリップに交換するまでをレポートします。
純正グリップのままでも十分な気がするんだけど、もっと使い勝手が良いグリップなんてあるの?そうだとしても高いのはイヤだなあ、なんて思われてる方もおられると思います。
そこで今回は、純正よりもグッと使い勝手が良くて、コスパも最高のグリップを取り付け終わるまでをお伝えしますね。
グリップを替えるだけで、自転車に今よりずっとラクに楽しく乗れる可能性がありますよ。
結論:529円モノタロウグリップで十分以上満足
手に汗をかくと滑る純正グリップを、たった529円のモノタロウエルゴグリップに変えると、安定感も使い勝手も、とっても良くなります。
お財布に余裕があれば、エルゴンGS1が一番良いけれど、お財布厳し目だったら、モノタロウグリップで十分以上に満足できますよ。
純正エルゴグリップがちょっと物足りない
エスケープR3がどんな性格の自転車か知るために、先日テストランに行ってきました。いろんな状況下で走りまして、良いことや気になるところが、いろいろと見つかりました。
そのときの様子はこちら。
エスケープR3をテスト走行して気になるポイントをチェック
このときのテストランで、気になったことの一つが、エスケープR3に純正で付いている、エルゴノミックタイプのグリップが、少々物足りないかなあということなんです。
先に良いところを上げますね。
- デザインがめっちゃカッコイイ。
- ゴム?プラスチック?の成形の精度もとても高い。
- とても握りやすい。
- グリップ外側よりに小さな「ヒレ」が付いていて体重を預けられる。
- 硬すぎず柔らかすぎず、疲れにくそう。
というわけで、ちょっとの距離だと、かなりの好印象だったんです。
でもちょっと長めの距離と時間を走ると、また違った面が見えてきたんですね。真夏で素手で握っていたのも、ちょっと不利だったかもしれません。
- 手に汗をかくと滑る。
- 「ヒレ」が小さいので、体重を預けるのに物足りない。
まあネガ要素はこれくらいなんですけど、まあまあ影響的には大きいです。
他のエルゴタイプグリップを使ったことがなければ、「なかなか良いじゃない」と思うはずです。事実、円筒形のグリップに比べるとずっと良いですから。
でもいろんなエルゴグリップを使った経験があると、どうしてもそれらと比べてしまうんですよね。その点ちょっとかわいそうです。
以上のようなことがありまして、より納得できるエルゴタイプグリップへの交換を、検討することにしました。
お財布の余裕があればエルゴンGS1
これまでの経験から、エルゴグリップの中で、ダントツのNO1はもう決まってるんです。
それが、この「エルゴン GS1」。
あらゆる面で優れていまして、もう文句の付けようがないです。初めて使いだしたから三年以上ずっと使い続けてきました。
どんなふうに優れているのかは、この記事をごらんくださいね。
ERGONエルゴンGS1を三年間使い倒してみたレポート【エルゴグリップ】
手が疲れにくいエルゴグリップの選び方と取り付け方法【総合まとめ】
(普段使い用の折りたたみ自転車「DAHONスピード改P9」に付けていたエルゴンGS1)
そんなとってもナイスな「エルゴンGS1」なんですが、唯一最大の弱点があるんですよ。
それはお値段が、なんと五千円前後することです。
良いモノが高いのは仕方のないことだと思うんです。コストを掛けているからこそ、良いモノを作ることだできる、ということもあると思いますし。
なので、お財布に余裕のある方は、迷わず「エルゴンGS1」を買って使うのがイイですよ。きっと後悔することはありません。自転車で遠出するのが楽しくなります。
ただボクの場合は、三年以上酷使して、さすがにくたびれてきた「エルゴンGS1」を、新たにリピートすることはしませんでした。他にお金を掛けたいこともありますし。
それに五万円以下で購入したエスケープR3用に、五千円のグリップを買う気が起きなかったというのが、正直なところなんですね。
性能そこそこコスパ最高のモノタロウグリップ
今回エスケープR3に取り付けることを決めたエルゴタイプグリップを紹介します。それがこの「モノタロウ」のエルゴグリップです。
エルゴンGS1のお値段10分の1近くの驚くべきコストパフォーマンスです。でも決して安かろう悪かろうではないところが、スゴイところ。
これまでに「モノタロウのエルゴグリップ」を実際に使ってテストしたレポートがありますので、ぜひご覧くださいね。
かいつまんでまとめるとこんな製品です。
529円というとんでもないプライス
⇒高性能なエルゴンGS1(五千円くらい)の約10分の1の価格。
⇒決して「安かろう悪かろう」ではない。
総合的にみてとんでもなくコスパが良い!
⇒エルゴンGS1が100点ならモノタロウは60点。
⇒性能と値段のバランスが最高。
⇒普段使いにもってこい。
純正グリップを取り外す
ではさっそく作業に入りましょう。まず純正のグリップをエスケープR3から取り外します。
グリップの一番内側にある六角ボルトを緩めます。グリップはボルト1本だけで固定されています。
ボルトを緩めると、グリップは簡単に外れました。こういうところがロックオングリップの良いところですね。
外したGIANT純正グリップと、モノタロウグリップを並べてみました。体重を預ける「ヒレ」部分の大きさの違いが明らかです。この「ヒレ」の大きさが安定感の素なんです。
モノタロウグリップを取り付ける
モノタロウグリップを差し込みますが、まだ最後まで入りきってないのに、デュアルコントロールレバーにつかえてしまいました。
なのでデュアルコントロールレバーの固定ボルトを緩めて、ハンドル内側に追い込みます。
グリップ外側にハンドルの端っこが当たったら、グリップ固定ボルトを締めます。左側も同じようにセットして完了です。
気持ちよく使えるように、グリップの取り付け角度に、ちょっとしたコツがありますので、下の記事で確認してくださいね。
十分満足できる使い心地
モノタロウグリップは、すでに他の自転車で使っていますので、改めて驚くようなことは無いんですが、予想通りにとても使い心地が良いですね。
- 手との接触面が広いので、手に汗をかいても滑りません。
- 前傾姿勢でもしっかり受け止めてくれます。
- 握りやすくてレバー操作もしやすいです。
- 長時間・長距離の自転車の運転でも疲れません。
お値段以外には弱点が見当たらない、エルゴンGS1とくらべると、ちょっとかわいそうですが、それでも相当がんばっていますよ。
なのでもし、エルゴンGS1を知らなければ、モノタロウグリップで、きっと十分以上に満足すると思いますね。ボク的には十分納得した上で満足しています。
まとめ
というわけで今回は、少々物足りない純正のエルゴグリップから、コスパ最高のモノタロウエルゴグリップに交換するまでをレポートしました。
最後にまとめます。
結論:529円モノタロウエルゴグリップで十分以上満足
⇒安定感も使い勝手も純正より大幅アップ。
純正エルゴグリップがちょっと物足りない
⇒手に汗をかくと滑るし。細いので体重預けにくい。
お財布に余裕があればエルゴンGS1
⇒ダントツNO1でお値段以外に弱点なし。
性能そこそこコスパ最高のモノタロウグリップ
⇒529円驚異のコストパフォーマンス。
純正グリップを取り外す
⇒ロックオンタイプなので簡単取りはずし。
モノタロウグリップを取り付ける
⇒気持ちよく使えるように角度に注意して。
十分満足できる使い心地
⇒エルゴンGS1と比べても相当がんばってます。
ようするに、
純正グリップを社外のエルゴグリップに替えると、安定感も使い勝手も、とっても良くなります。お財布に余裕が荒ればエルゴンGS1、お財布厳し目ならモノタロウグリップがオススメ。
ということです。
エスケープR3の自分最適化計画がどんどん進行中です。楽しみ楽しみ。