この記事では、エスケープR3の純正コンフォートサドルを、お気に入りの「SMPエクストラ」サドルに、交換するまでをレポートします。
スポーツ自転車に初めて乗って、最初にぶち当たる大きな関門はサドルです。長い時間乗り続けると、もうガマンの限界を軽々と超えて、お尻が痛いったらありません。
せっかく自転車を楽しみたいのに、お尻のせいで楽しめないってことありますよね。これって、とっても悔しいですよね。
なので今回は、エスケープR3のサドルを、お尻が痛くならないサドルに交換するまでの流れを、しっかり書きました。
このレポートを見るだけで、エスケープR3に乗って感じる、お尻の痛みから解放されるかもしれませんよ。
結論:自分に合うサドルに交換して超快適です
エスケープR3に純正で用意されている、コンフォートサドルは良いサドルだと思います。ただ残念ながらボクには合いません。サドルって人によって、合う合わないが激しくあるものなんですね。
なので無理にガマンなんてせずに、自分に合うサドルに交換しましょう。ボクの場合は、それが「SMPエクストラ」でした。
お気に入りのサドルに交換しておかげで、エスケープR3とますます仲良くなれました。近々遠出するのが楽しみです。
※実は後日談がありまして、さらにサドルをかえました(汗)
エスケープR3のサドルをSMPエクストラからTRKに替える
純正のコンフォートサドルがお尻に合わない
エスケープR3に純正で用意されているコンフォート(快適系)サドルですが、ボクには合わないことが判明しました。残念。
前回テスト走行の様子はこちらでどうぞ。
しっかりクッションが入っていて、快適性を考慮されているのに、もったいないったらありません。
サドルって、乗る人の姿勢や、筋肉の付き方や、体重なんかで、全然評価が変わってくるんですよね。
なので、あくまでボクには合わないというだけで、「このサドルでぜんぜんOK!というか好き!」という方もたくさんおられるはずです。うらやましい。
SMPサドルはお尻をしっかり受け止めてくれます
というわけでサドルを交換するわけですが、実はもう交換するサドルは決まっています。
ボクは「SMP」というイタリアのサドルメーカーの製品を、大変信頼していまして、今回交換するのも、この「SMP」のサドルです。
ボクが5年ほど前から、お気に入りの折りたたみ自転車「DAHON SPEED改 P9」に付けてるサドルも「SMP TRK」というサドルです。
幅広でけっしてカッコよくはないんですが、お尻とまったくケンカしません。収まるところに収まっちゃってる感じです。
ボクは本来、自転車に長時間乗るとお尻が悲鳴を上げるタイプの人なんです。もちろん本当に悲鳴を上げたりはしません(笑)
でもそんなボクが、とあるサイクリングイベントで、このTRKに座って、一日で180km走った経験があります。まったく痛くなかったと言ったらウソになりますが、なんとか完走することができました。
これがTRKじゃないサドルだったら、100km過ぎる前にリタイヤしていても不思議はなかったです。これは本当。
ボクのTRKは5年以上も前のモデルでして、もうあちこち割れてきてるんですけど、走行に支障はないので、もうしばらく使えそうです。
現在のモデルは表皮のデザインが変わって、カッコよくなってますね。
エスケープR3に付けるサドルはSMPエクストラ
そして「SMP TRK」と一緒に、もうひとつSMPのサドルを持っていまして、それが「SMPエクストラ」です。
エクストラは、TRKよりちょっと細身で、よりスポーティな形状をしています。
過去にロードバイクに付けていましたので、多少年季が入っていますし、あちこちキズがありますが、まだまだ使えます。
TRKと同じくエスストラも、最近のモデルは表皮のデザインが一新されていて、カッコイイですね。でも中身はたぶん一緒だと思います。
サドル交換の流れ
ではさっそくサドルの交換作業に突入しましょう。
シートポストとサドルをつなぐ金具(やぐら)の固定ボルトを緩めます。6mmの六角レンチを用意してくださいね。
こんな携帯工具でも大丈夫です。ほとんどの携帯工具には6mmの六角レンチが付いてると思います。付いてなかったらごめんなさい。
緩めたボルトは抜いてしまわないで残しておいてください。その状態で、やぐらの上部のボルト受けの金具を90度回転させます。
やぐら上部の金具が90度回転した状態です。ちょっと分かりにくいですね。この状態で、すでにサドルは解放されています。
サドルの取り外し完了です。このままで新しいサドルを乗せて、ボルトを締めて取り付けは、いったん完了です。
わざと極端に取り付けてみました。前に傾き過ぎですね。
逆にこれは後ろに傾き過ぎです。
これはサドルを後ろに寄せすぎ。でも人によっては、この状態がベストに感じる人もいますよ。
これは前に寄り過ぎ。同じくこれが良いという人もいます。足の回転を重視する人に多いかもです。
これがボクのベストポジションです。そしてたしかSMPの推奨の角度がこれだったような。まあベストと言っても、取り付ける自転車にもよりますし、状況にもよります。実際に走ってみないと、ほんとうのところは分かりません。
サドル交換後に試走と調整
サドルが変わると座面の高さも変わるので、シートポストの位置も調整する必要があります。これも走って初めて分かることですね。
エスケープR3になじんでますね。カッコイイ。そしてお尻にやさしくて最高です。
中央の穴の周囲に亀裂がありますが、走行には影響しないので大丈夫。
エスケープR3が、カッコよくなったように見えるのは、気のせい?
でも明らかにシャープさが増してますね。
近場を10kmほど試走しましたが、とても良い感じです。お尻とサドルがケンカせず、収まる所におさまっている感じ。
遠出をしたときに、いつの間にかサドルの存在を忘れてしまう体験が、またできそうです。
今回でまた一つ、エスケープR3と仲良くなれました。エスケープR3を乗りやすくするするための、カスタマイズはさらに続きます。
まとめ
※後日談があります(汗)
エスケープR3のサドルをSMPエクストラからTRKに替える
というわけで今回は、エスケープR3の純正コンフォートサドルを、お気に入りの「SMPエクストラ」サドルに、交換するまでをレポートしました。
最後にまとめます。
結論:自分に合うサドルに交換して超快適です
⇒無理せず自分に合うサドルに交換しましょう。
純正のコンフォートサドルが自分に合わない
⇒サドルって人によって評価が大きく変わるもの。
SMPサドルはお尻をしっかり受け止めてくれます
⇒折りたたみ自転車で180km走れたのはSMPのおかげ。
付けるサドルはSMPエクストラ
⇒ちょっと細身でスポーティ。
サドル交換の流れ
⇒位置と角度を調整して自分に合うポジションを探しましょう。
サドル交換後に試走と調整
⇒走って初めてわかることもあるので、試走して調整しましょう。
ようするに、
エスケープR3純正のコンフォートサドルは良いサドル。でも自分に合わないこともあります。そんな時は我慢して回り道しないで、さっさと自分に合うサドルに交換しましょう。
ということです。
自転車の楽しみって大きく分けて二つあって、乗る楽しみと、カスタマイズする楽しみがそれ。特にサドルは快適性に直結するので、とっても大事ですね。