この記事では、エルゴグリップを使うと長く自転車に乗っても手が疲れにくくなりますよ、という内容をお伝えします。
今までママチャリを乗っていたときには大丈夫だったのに、スポーティな自転車に乗り始めたら、なんだか手が痛くて疲れてたまらない!
という方も多いと思います。
その悩みを解決するのがエルゴグリップです。人の手のかたちに合わせて作ってあるグリップのことですね。
このエルゴグリップを使うと、長い時間自転車に乗っても、手が痛くならなくなって、手が疲れにくくなります。
2分くらいで読めますし、エルゴグリップを使うだけで、サイクリングがラクに楽しくなりますので、ぜひ読んでみてください♪
なぜ長時間自転車に乗ると手が疲れてくるの?
いわゆるママチャリに乗るときの姿勢ってこんな感じじゃありませんか?
- サドル低め
- 膝は伸びているときでも曲がってる
- カラダは直立な感じで起きている
- ハンドル高め
- 手はハンドルに添える感じ
ですよね?お買い物なんかで近場を自転車で走るには、このスタイルのほうがラクですし、そもそもママチャリはそうやって乗るようにできています。
でもスポーティな自転車になると、ちょっと感じが変わってきます。
効率よく走ることができるように、
- サドル高め
- 膝が伸びているときにはほぼ真っすぐ
- カラダは前のめり
- ハンドル低め
- 手はハンドルにぎゅっと押し付けられている
ということなんです。
ようするに前のめり=前傾姿勢になることによって、体重のけっこうな割合が、ハンドルのグリップにかかって、その結果長い時間自転車に乗り続けると、手が疲れてしまうんですね。
でもちゃんと解決策があるんですよ。エルゴグリップというグリップを使うことによって、ハンドルにかかる体重の負担を分散して軽くすることができます。
手が疲れにくいエルゴグリップってなに?
エルゴグリップって、エルゴノミックデザインされたグリップという意味ですよ(たぶん)
エルゴノミックデザインとは、人間工学(エルゴノミクス)と呼ばれる研究分野に基づき、人がより自然に・無理なく・効率的に扱えるよう最適化された設計・意匠・デザインのことである。(weblio辞典より引用)
ということなので、エルゴグリップって人間の手のかたちに合うように、ラクに扱えるように作ってあるグリップのことだと思います。すごいですねー♪
ということでお勉強チックなことはこれくらいにして、エルゴグリップについて具体的に考えていきましょう。
「線」で体重を支える普通のグリップ
まず普通の一般的なグリップです。なんのヘンテツもないというか、ハンドルバーが円筒形なのでグリップもそのまま円筒形という感じ。
そしてピンクに塗っているところが、体重がかかる部分です。グリップの形が円筒形なので、「線」で接している感じです。
この「線」に体重がかかるので、長い時間自転車に乗ると手が痛くなってきますし、疲れてくるのも当然ですね。
この普通のタイプしか知らなければ「まあ、そんなものだろうなあ」で済んでいたと思います。でもエルゴグリップを知ってしまうと、もうどうもねぇな感じ。
「面」で体重を支えるエルゴグリップ
お待たせしました!エルゴグリップです。もう三年も使ってるボクのお気入りのグリップなんです。この製品について詳しくはまた別の機会にご紹介しますね。
同じくピンクに塗っているところが、体重がかかる部分です。エルゴグリップというだけに、しっかりと考えて作られいるのがわかりますね。
グリップに手が接する部分が、「線」ではなく「面」になっているのが分かりますね。この「面」に体重が分散されるので、手の負担がぜんぜん違います。
経験上では、長く自転車に乗っていても、カラダ全体が疲れても、手が痛い、手が疲れたということがありませんでした。
もちろん人にもよりますし、エルゴグリップの種類にもよりますが、大すじとしてそういう傾向だと言えると思います。
もう手放せません、エルゴグリップ。
まとめ
というわけで今回は、長時間自転車の乗っても手が疲れにくいエルゴグリップをご紹介しました。
最後にまとめます。
スポーティな自転車は前のめり(前傾姿勢)なのでハンドルに体重がかかる
⇒なので長い時間自転車に乗ると手が痛くなったり疲れたりします。
エルゴグリップ=エルゴノミックデザインされたグリップ
⇒人が自然に、無理なく、効率的にあつかえるように作られています。
「線」で体重をささえる普通のグリップ
⇒線の形で体重がかかるので、手が痛くなり疲れやすくなります。
「面」体重を支えるエルゴグリップ
⇒面に体重が分散してかかるので、手の負担がずいぶん軽くなります。
こんな感じですね。
ようするに、
エルゴグリップを使うと、長い時間自転車に乗っても、手が痛くなったりしにくくて、疲れにくくなります。
ということです。
どんどんご自分で自転車に手を入れて、お気に入りのマイ自転車に育てていきましょう!