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中古のWEEKEND BIKESの現状を把握しよう 問題点や課題点の調整やカスタム

この記事では、普段乗り用にヤフオクで中古で入手したクロスバイク、WEEKEND BIKESの各部チェックとお金を極力かけない改善プランなどを紹介します。

中古車なんだから、いろいろ粗(アラ)があって当たり前ですよね。
でも自転車ってクルマやバイクと違って、コツをつかめばちょっとした調整やカスタムは簡単。

この記事を読むと、WEEKEND BIKESのオーナーさんはもちろん、他の中古自転車をお手入れしたい方にとっても、ちょっとしたヒントを得てもらえると思いますよ。

WEEKEND BIKESの各部をチェックしてみる

中古で格安で購入したWEEKEND BIKES。
サビや目立つキズなどもなく、とても良い状態でありがたい限りです。

でもあくまで中古なのでよく見ると「なんとかしたいなあ」と思うところもチラホラ見つかりますね。

またWEEKEND BIKESを引き取りに行った先から、自宅まで15kmほど自走した中で、機能的に気になる点がいくつかありました。

上記のように見た目的に気になる点、機能的に気になる点に手を入れていく予定です。
あくまで「極力お金をかけない」ことを念頭に起いた上でですね。

今回は自分の備忘録としてWEEKEND BIKESの気になる点をチェックしていきます。
そしてWEEKEND BIKESを所有されている、あるいはこれから所有するかもしれない方のお役に立てればうれしいです。

ハンドルまわり

クロスバイクらしいハンドルまわりです。グリップは純正品ではないようです。
おしゃれでクラシカルな社外品に交換されていますね。
変速は後7段だけなのでシフターは右オンリーです。

ハンドル位置についてはちょっと問題を感じています。
どんな問題かというと、ハンドル位置が近くて低いということです。
これには対策案を浮かんでいますので、また別に回に詳しく解説しますね。

こういう筒型のグリップは前傾姿勢でそこそこの時間握っていると、手のひらが痛くなったり疲れてきたりします。
しかしこのグリップはクッション性が高いせいか15km走っても痛くなりませんでした。
このまま使い続けることに決めました。

7段変速のシフターは一般的なシマノ製ではなく、めずらしいマイクロシフト製ですね。
きちんと変速してくれますが、レバーの操作方法がシマノとちょっと異なります。
様子を見つつ、もしかしたらシマノに交換するかもしれません。

ブレーキとホイールまわり

ブレーキはご覧のとおりノーブレンドのごく普通のVブレーキです。
まったく期待していなかったのですが、意外なことに操作感が気持ちよく、またよく効きます。

ガツンとレバーを握ってもフロントタイヤをロックさせにくくするパワーモジュレーターが付いています。
クルマでいうところのABS的なものと言ってもいいかもです。

正直ボクはパワーモジュレーターは苦手だったんですが、WEEKEND BIKESではなぜか気になりませんでした。なのでしばらくはこのままで行くことにしましょう。

タイヤですがなにやら素性の知れない(失礼)ものが装着されています。
走行にはまったく支障はありませんが、デザイン的にちょっと・・・

タイヤって自転車の顔的に存在感が大きいので、タイヤだけは贅沢させてもらって交換しようかなあと思案中です。ああ悩ましい。

ホイールはまるで色気がありません。まるでママチャリのホイールのよう。
でもカタログ情報によるとダブルウォールらしいです。本当でしょうか?

ちなみにダブルウオールというのは、リム面の金属が二重構造になっていて丈夫なリムのことです。
ママチャリなどは二重構造ではないシングルウォールのリムが普通です。

ホイールは他のパーツに比べて圧倒的に高価なので、このまま使うことにしましょう。
キレイにお掃除してあげれば、そこそこ見られるようになることでしょう。

ハブ軸はママチャリと同じようにナット止めになってます。
そこそこのグレードのスポーツ自転車はナット止めではありませんので、このあたりにもチープ感が表れていますね。

でもナット止めだとホイールを盗まれにくいという利点もあります。
WEEKEND BIKESのホイールを盗もうという輩がいるかどうかは別として(笑)

現状のナットは無骨なものが付いていますが、ちょっとオシャレなナットに替えてみようと思っています。

後ろのVブレーキも状態がよく、そしてよく効きます。アームの動きも軽くてよく動いてくれますね。

右上に見えているシートポストや、それを固定するシートポストクランプも輝いていますね。

フレーム

フレームは遠目にはけっこうキレイですが、近寄って見ると、まあまあキズがあります。

コンパウンドで研磨すれば、小さなキズは消せてそこそこキレイになるはず。
またその気になれば再塗装すればいいですし。塗装も楽しいですよ。

サドル

サドルはおそらく純正そのままです。後部にスリ傷がありますね。

しかし問題はスリ傷ではないのです。もうひたすらお尻が痛くてたまりません
引き取りから帰宅までの15kmはけっこうな修行でした(汗)

サドルって相性があるので、このサドルが悪いと決めつけるのはよくないですね。
ただボクのお尻とはご縁がなかったということなのでしょう。
サドルの交換は必須中の必須ですよ。

クランクとペダル

クランクはメッキと鏡面加工がとてもキレイです。
チェーンリング固定ボルトを磨いてあげるとなお良しですね。

チェーンリングはちょっとくすんでいるので、磨くか再塗装すると思います。
それでかなり美しくなることでしょう。

ペダルはこれまた素性のわからないものが付いています。
しかし意外なことに非常にクルクル回ってくれます。気に入りました。
プラックのペイントが剥げているので、そこだけ再塗装することにしましょう。

スプロケットとディレイラー

スプロケケットは7段ボスフリーというチープなものがセットされています。
チープなのは全然OKなのですが、錆びているのがいただけません。
給油はしっかりされているようですけどね。

スプロケットを新品交換するのは簡単です。1500円くらいでしょうか。
でも機能的にはOKなものを安易に交換したくないので、なにか方法を考えることにしましょう。

ディレイラー(変速機)は安価な自転車御用達のターニー君が付いています。
これも機能的には全く問題ないので、キレイにお掃除することにします。

キックスタンド

まあ普通の安価なキックスタンドです。通勤通学用の自転車によく似合いそうです。
メッキ面がうっすらサビが見えるので、研磨してキレイにしてあげましょう。

まとめ:お金をかけずに楽しくカスタム!

というわけで今回は、普段乗り用にヤフオクで中古で入手したクロスバイク、WEEKEND BIKESの各部チェックとお金を極力かけない改善プランなどを紹介しました。

最後にまとめます。

要点まとめ

各部分のじっくり眺めて現状を把握
⇒見た目って結構大事
⇒納得できる見た目にしていこう

機能的に改善すべき点はしっかり改善
⇒ハンドルの高さと遠さ
⇒お尻が痛くないサドルに

無駄にお金をかけないように
⇒油断するとあれもこれも交換したくなっちゃう
⇒ここはじっと我慢して必要最低限のカスタム

ようするに、

中古自転車なんだからいろいろ粗(アラ)があって当たり前。
でも愛着持って楽しく乗るためには最低限のカスタムと調整は必要ですよね。
自転車を安全に楽しく乗るために、現状はどうなっていて、どうすれば節約しつつ改善できるかをしっかり考えてみる。
そうすれば、安価で楽しく安全に自転車を楽しむことができそうです。

ということです。

あれこれ苦労してお手入れするのも楽しみのうち。
中古のWEEKEND BIKES君、本当にたっぷり楽しませてくれます(笑)