この記事では、安価でクラシカルなナイスデザインのサドル「SDL21302」の外観チェックと試乗レビューをご紹介します。
自転車のサドルって、快適性や機能性も大事だけど、気に入ったデザインのサドルを選ぶことも外せないですよね。
今回の記事では、サドル「SDL21302」を例にあげて、自分に合うサドルの選ぶことの大切さや、選ぶときの重要ポイントをお伝えします。
さくさく読めますし、あなたがこれからサドルを選ぶときの役に立ちますので、ぜひご一読ください。
コンフォートな茶色のサドルがほしい
先日中古で購入して、ただ今絶賛リフレッシュ中のクロスバイク「ルイガノTR2」ですが、購入時に付いていたサドルは、「とりあえず付けておこう」的なブラックのサドルでした。
せっかくリフレッシュするんだから、この自転車に合うデザイン、そして座り心地のサドルを探すことにしました。
条件をあげますと、
- 色は茶色(ブラウン)
- クッション多めのコンフォート(快適)タイプ
- といっても「もっさり」したのはダメ
- そこそこスタイリッシュなデザイン。
- お値段は三千円までだとうれしい。
なんですが、これが探すと意外となかなか見つからないんです。見つかってもめっちゃ高かったりして。
そんな中、探しに探して、納得できそうなサドルを見つけて、さっそく購入しました。
外観チェック
届いたNEWサドルをじっくりと観察するわけですが、デザイン面ではほぼ理想通りな感じで、満足度はとっても高いですね。
第一印象はと言いますと、
- 攻めすぎていない、それでいてスタイリッシュなデザイン。
- ママチャリ的なもっさり感がぜんぜんありません。
- 高級感とは言えないけど、レザー調の質感がとってもイイ。
- これはゆるめのクロスバイク「ルイガノTR2」にぴったり。
- ただ、クッションが思ってたより薄めでちょっと心配。
ということで、若干の不安を感じつつも、大すじ満足な第一印象でありました。
やはり1,600円(税抜)という価格がインパクト大です
ママチャリのサドルはさておき、スポーティな自転車のサドルって、だいたい高いですよね。そんな高級なものじゃなくても、5千円超えなんて当たり前ですもん。
でもそこのところをなんとか安価に買いたいと思って、予算三千円までと決めていたんですが、このサドルの1,600円にはおどろきました。安っぽさはありませんしね。
なんとなくのイメージだと安いサドルでも、2,800円くらいからスタートってイメージがあります。
この1,600円というインパクトのあるお値段が、今回レビューしようと思った大きな理由の一つということもありますね。
サドルレールのメッキがとてもキレイ
さて、このサドルを裏返して見て、最初に「おおっ」と思ったのは、サドルレールのメッキのクオリティがめっちゃ高いことです。
安い価格帯のサドルって、サドルレールは塗装であったり、メッキされててもなんかチープなメッキが多いと思うんです。ボクのだいたいのイメージですけどね。
でもこのサドルは、クロームメッキって言うんですかね?メッキが念入りにされるようで、輝きがハンパないですよ。「いいモノ」感が出てて、とってもイイ感じ。
サドル裏面の仕上げが雑
逆に残念なポイントも見つけてしまいました。表皮の仕上げが雑なんだなあ。。。
状態は見ての通りなので、あれこれご判断してくださいませ。
まあ裏面を見ることなんて、ほとんど無いですし、機能に支障があるわけではないので、いいと言えばいいんですけどね。ちょっと残念でしたということです。
1,600円なので文句は言えないというところかな。
ロゴは付かない
これは商品のカタログ写真なんですが、サドル側面にロゴがプリントされてるでしょう。おそらくメーカーさんの「ギザプロダクツ」のロゴでしょうね。
カタログ写真ではプリントされてるロゴが、我が家に届いた現物にはプリントされていませんでした。
まあ自転車部品ってこういうことはよくありますし、ボクは別にロゴ付いていなくてもぜんぜん大丈夫なんですが、中には「このロゴがイイ!」という方もいるかもしれないので、ベ念のため点ご注意くださいませ。
自転車に実際に装着してみました
では実際に自転車に装着してみました。ボクが毎日乗ってる折りたたみ自転車「DAHONスピード改P9」くんに着けました。シートポストとサドルをつなぐ「やぐら」にも問題なく装着できてほっと安心。
雰囲気がぜんぜん合わないんじゃないかと思いきや、意外と違和感ありません。というか、かなりカッコイイじゃありませんか。自画自賛。
攻めてない落ち着いたデザインのサドルなので、どんな自転車にも合うのかもしれません。と言っても、攻め攻めのカーボンロードバイクなんかにはきっと合わないでしょう(笑)
ということで、デザイン面に関しては、ますます気に入ってしまいました。カッコイイ。
20km試走してのインプレッション
サドルはデザインうんぬんよりも、自転車に乗ってちゃんと機能を果たしてくれるかが一番大切なところ。なのでサドルを装着した折りたたみ自転車で20kmほど走ってきました。
結論から言いますと、
このサドルはスポーツ系サドル。
ぜんぜんコンフォート(快適)系ではありませぬ。
レトロな雰囲気のやさしい見た目から、なんとなく勝手に快適コンフォートなサドルと思い込んでいましたが、自転車で走ってみてぜんぜんコンフォートじゃないことに気づきました(遅っ)
まあ、クッションの厚みが1cmくらいはあるので、「カチカチ」のロードバイク向けというふうでもないんですが、ゆるくサイクリングって感じじゃないです。
感じたことを書きますと、
- そこそこ硬くて「ふわふわ感」ないです。
- 20km走るならクッション入りのレーパン履きたいです。
- 路面の状態がけっこうダイレクトにお尻に伝わります。
- Gパンとかならいいけど、ペラペラのパンツだとお尻痛いです。
- ペダルを踏む邪魔になる点がないのは良いところ。
マイ折りたたみ自転車は、ハンドルとサドルの高さがだいたい同じなので、体重の負担はだいぶんハンドルのほうにかかってると思うんです。だから、ちょっと痛いかな?くらい。
でもこれが、ゆるめのクロスバイクとかで、上半身が起き上がった状態で長い時間乗ると、体重の多くがサドルに乗っかるので、だいぶんお尻痛いと思いますよ。
逆にクロモリのクロスバイクとかだと、機能的にもデザイン的にもぴったりじゃないでしょうか。カッコよくマッチしているのが目に浮かびます。
まとめ
というわけで今回は、安価でクラシカルなナイスデザインのサドル「SDL21302」の外観チェックと試乗レビューをご紹介しました。
最後にまとめます。
快適コンフォート系サドルがほしい
⇒ゆるめクロスバイクに合うサドル探し。
⇒「SDL21302」が見つかる。
商品チェック
⇒1,600円という価格がインパクト大。
⇒サドルレールのメッキがキレイ。
⇒サドル裏面の仕上げが雑。
⇒カタログ写真では付いてるロゴが現物には付いていない。
実際に自転車に装着
⇒シートポストに問題なく装着できた。
20km試走してのインプレ
⇒このサドルはスポーツ系サドル。
⇒ぜんぜん快適コンフォート系ではない。
快適系サドルではないという結論
⇒
ようするに、
サドル「SDL21302」について。
快適コンフォートを求める人は別のサドルを買いましょう。
スポーティでクラシカルで安価なサドルがほしい人にはぴったり。
1,600円のお値段はお財布にやさしくでベリーグッド。
ということです。
お尻とサドルの相性は人それぞれ。ぴったりのサドルが見つかると、自転車に乗るのがますます楽しくなりますよ!