プラサフ面を水研ぎする
前回の「フロントフォークのサビ落とし」の続編になります。
前回は最終的にプラサフを吹くまで完了しました。
プラサフ吹きの後しばらく乾燥させました。
いい感じに乾いたのでマスキングを外して見ると、プラサフ面とそれ以外の面との境界に段差ができています。
またプラサフ面自体もちょっと荒れていますね。
このまま黒ペイントを乗せると、その段差や荒れが塗装にそのまま残ってしまいます。
そこで黒塗装をする前に、プラサフ面を研磨します。
1000番の耐水ペーパーに水を付けてやさしく研ぎます。
水研ぎの際には、研磨スポンジより耐水ペーパーのほうが上手に研ぐことができます。
耐水ペーパーのほうが手触りが繊細に伝わるからかもしれません。
これでいいのかどうかは自信ありませんが、まずまずこんな感じで水研ぎが完了しました。
とりあえず段差も荒れもなくなりスベスベになりました。
部分塗装の最終準備
プラサフ吹きの前にも使った、シリコンオフとミッチャクロンです。
プラサフ面より一回り大きくスペースをとったマスキング面に吹き付けます。
シリコンオフとミッチャクロンの使う目的と使い方は前回の記事を見てくださいね。
GIOS(ジオス)ミストラルのレストア③フロントフォークのサビ落とし
本番の部分塗装を実行
今回使う塗料は、ホームセンターで買ってきた安価なラッカースプレーです。
たしか398円だったと思います。ついつい安いのを買ってしまいました。
もう少しお値段高めのラッカースプレーと使い勝手や仕上がりの違いを体験したいと思います。
たぶんあまり変わらないんじゃないかなあ。ノズルの形状とかが違うかもしれませんね。
少々不満足な結果に困惑(笑)
というわけで、たいへん手間がかかりましたが、GIOS(ジオス)ミストラルのフロントフォークの部分塗装が終了しました。
仕上がりの図。遠目にはなかなかキレイに見えます。輝いてますし。
でも近くで見ると、あれこれ粗(アラ)が発覚します。
なにやら凸凹やプツプツがありますし、境界には段差が見えますね。
こりゃ部分塗装ではなくて、全塗装したほうが良かったかも?
今回はクリアコートはしないつもりだけど、やぱりしたほうが良い?
それにしても塗装がヘタすぎる(笑)
と、まあいろいろ考えさせられる点は多々ありますが、まずはこれで良しとします。
完全に乾いてからコンパウンドで磨くとちょっとはマシになると思いますし。
そもそも、最初のサビてボロボロだったのと比べれば、全然オッケーですから。
また一通りタスクが完了して落ち着いたら、フロントフォークを全塗装してもいいかななんて考えてます。フロントフォークの分解は簡単ですからね。
まとめ:まあこんなものでしょう!
というわけで今回はボロボロのGIOS(ジオス)ミストラルのフロントフォークを、下処理が終わった状態から部分塗装して復活するまでをレポートしました。
最後にまとめます。
プラサフ面を水研ぎ
⇒プラサフ面の段差や荒れを水研ぎ
⇒1000番の耐水ペーパーを使う
部分塗装の最終準備
⇒シリコンオフで脱脂
⇒ミッチャクロンで下地との密着度を高める
部分塗装の本番実行
⇒試しにホームセンターの安価なラッカーを使います
⇒ちょっと手抜きでクリアコートはしないことに
少々不満足な結果に困惑(笑)
⇒今ひとつの仕上がりにちょっぴりがっかり
⇒コンパウンドでならせばちょっとはマシになりそう
⇒そのうち落ち着いたら全塗装にチャレンジ?
ようするに
いろいろ手間をかけて部分塗装にチャレンジ!
でもちょっと結果は不完全燃焼ですねえ。
でもいいんです、勉強になりましたから次回はもっと上手くできるはず。
なにごとも経験ですから!
ということです。
さあ次はフレームの復活に突入しますよ。