この記事では、ミニベロ&折りたたみ自転車に、ネット通販で買ったスタンドを取り付けるまでをレポートします。
自転車のスタンドって、ふだんなかなか交換することって無いですよね。交換するにしても、何を用意したらいいのか分からないし、どうやって取り付けるのかも悩んじゃう。
そんなお悩みを解決するために、今回のスタンド交換のレポートを書きました。
このレポートを見るだけで、簡単にスタンドの交換ができるようになるので、いらない遠回りをしなくて済みますよ。
結論:スタンドを交換するのは超簡単
くたびれたスタンドを新しいスタンドに交換しました。予想通り大した問題もなく、あっけないほど簡単に交換することができました。
とっても簡単な作業なので、ご自分でやらない手は無いですよ。
くたびれたスタンドの取り外し
ボクが一番愛用している自転車が、折りたたみ自転車の「DAHON Speed 改P9」なんです。2013年モデルなので、もう7年も乗ってます。我が家の自転車の中でも最古参です。
DAHON Speedには、、もとから純正のスタンドが付いていたんですが、いろいろカスタマイズしたり、他の自転車に使いまわししたりで、いつのまにかどこかに行ってしまいました(汗)
そしてスタンドなしというわけにはいかないので、適当に安いスタンドをネット通販で買って、付けていたのがこのスタンドです。
たぶん千円くらいだったでしょうか。純正スタンドって四千円くらいするはずです。それにくらべると恐ろしく安いですね。
安いなりに、ちゃんと仕事してくれましたし、なにより軽いのが良かった。ただ作りがチャチいので、やはりくたびれてきました。
角度をいろいろと可変できるのは良かったんですが、可変できる分、その可動部がゆるんできたりで、とうとうしっかりとは立ってくれなくなってきたんです。
新しいスタンドに交換すべく、くたびれたスタンドを取り外しました。ありがとう旧スタンドくん。さようなら。
新しくスタンドを買いました
新しいスタンドを調達しました。調達にあたっては、こんなことを意識しました。
- 20インチの自転車に対応している。
- 高くてもMAX1,500円くらいまで。
- アルミ製で軽いこと。
- そこそこ耐久性がありそうなもの。
- 色はブラックかな。
- 多少は長さが可変できるのがよい。
- そこそこカッコイイこと。
このくらい条件を絞ると候補は相当限定されてきます。そのなかで選んだスタンドがこちら。
税込で1,200円ほどでした。気に入った!というほどでもないんですが、消去法的にこれになりました。赤いシールがダサいです。
車体への取り付けに使う太い六角レンチと、足の長さの可変に使う細い六角レンチが、付属しているのが良心的かもです。
取り付けに使う、ボルトや金具類は、ステンレスではなく、スチールにメッキを施したものです。これはコスト的に仕方ないですね。そのうちサビてくると思うので、経過観察を怠りないようにしよう。
足の長さを可変する部分です。六角レンチで、六角穴ボルトを緩めて、足の長さを調整します。長さを決めるのは、車体に取り付けてからですね。まあまあしっかりしています。
製品のレビューの中に、不良品だというコメントがありました。ピンクの○で囲ったところが、ポッキリ折れるらしいです。写真も付けてありました。
まあ言われてみれば、華奢なような気もします。アルミの鋳物だと思うので、そんなに強度があるようには見えません。でもそんなに簡単に折れるようには見えないなあ。
まあ、折れたら折れたで、また買い替えます。1200円ほどなので。
楕円の凹み部分に貼られていた、赤いシールを剥がしました。カッコ悪いので。蛍光シールみたいでしたけど、大勢に影響はないでしょう。キレイに剥がれてほっとしました。
新しいスタンドを取り付ける
さっそくスタンドを取り付けてみます。と言っても、あっけないほど簡単に取り付けできました。
DAHON Speedにはフレーム側に、スタンド取り付け用のベースが用意されいます。そこにスタンドを合わせて、ボルトを締めるだけ。フレーム保護のための養生の必要もありません。
なので製品に付属している取り付け金具を使うことはありませんでした。
今回のDAHON Speedは、スタンド取り付けベースがありましたが、ベースがない自転車もあります。というか無いほうが多いです。その場合は、ピンクの四角で囲った金具を使います。
直接金具をフレームに当てると、確実にフレームにガリキズが付きます。気になる場合、キズを付けたくない場合は、なんらかの方法で養生したほうが良いです。
養生の方法については、下の記事を参考にしてくださいね。
アナタにもできる!両足スタンドの失敗しない取り付け方【ダブルレッグスタンド】
あっという間に、取り付け完了です。古いスタンドに対して「なんだかなあ」と思ってきた、この一年ほどの期間はいったい何だったんでしょう(苦笑)
後輪ドロヨケの取り付けボルトが、スタンド取り付けボルトに干渉するのでは?と少々心配していましたが、干渉しなくてよかったです。
使い勝手をチェック
無事取り付けできたところで、実際の使い勝手をチェックしてみましょう。
スタンドをたたんだ状態=走行時の状態で、左クランクとの間隔をチェックします。2cmくらいすき間がありますので、まったく問題ありません。
スタンドを立てた状態で、クランクを回すと完全にヒットします。これはどんなスタンドでも、大なり小なり同じようなものなので、気にしません。
あまりひんぱんにガンガン当てると、スタンドもクランクも、ペイントは剥がれるは、キズは付くわで良いことは一つもないので、そのへん注意いたしましょう。
全体で見るとこんな感じ。カッコイイ!とはなかなか言えませんが、まずまずなじんでいます。まあまあです。
これまで付けてきた旧スタンドは、華奢でぐらんぐらんだったので、それに比べると圧倒的に、しっかりしてて、安定しています。スタンドとしては十分合格点です。
問題があるとしたら、先々、例の部分でポッキリと折れてしまわないことを、願うばかりです。折れたら折れたで面白いですが(笑)
立たせた状態のスタンドの先っぽ部分です。あきらかに角度がおかしい(笑)
本来なら先端のプラスチックの部分の先端を斜めに成形しておくべきなんでしょうね。今にして思えば、DAHONの純正スタンドは、先端部分がちゃんと斜めに成形されていました。
まあ汎用品ですし、1,200円なのでこんなものでしょう。そのうち削れてイイ感じになるかもしれません(笑)
まとめ
というわけで今回は、ミニベロ&折りたたみ自転車に、ネット通販で買ったスタンドを取り付けるまでをレポートしました。
最後にまとめます。
くたびれたスタンドの取り外し
⇒純正スタンドはたしか四千円くらいする。
⇒安いスタンドを付けてたけど寿命がきたので交換します。
新しくスタンドを買いました
⇒ネット通販で1200円で購入しました。
新しいスタンドを取り付ける
⇒車体にベースが付いていたので簡単。
⇒ベースが無い車体の場合は養生して金具を使用。
使い勝手をチェック
⇒大きな問題もなく普通の使えそう。
ようするに、
ミニベロや折りたたみ自転車に、スタンドを取り付けるのは超簡単です。小さなことは気にせず自分でトライしてみるとイイですよ。
ということです。
スタンドの取り付けなんて、簡単で小さなことなんですけど、自分でやると愛着も湧きますし、達成感が得られて楽しいです。