レビュー

激安459円「モノタロウ自転車ライト」は本当にちゃんと使えるの?!

モノタロウライト

この記事では、激安459円の自転車ライト「モノタロウ」ライトの、エスケープR3への取り付けと、実際に使ってみてのインプレを紹介します。

自転車にライトを付けないといけないのは知ってるけど、あまり高いものはお財布に厳しいしいよ。そんなに高性能じゃなくてもいいので、もうちょっと気軽に使えるものは無いの?

とお考えの方も多いと思います。スポーツ自転車自体がそうとう高いものなので、他に必要なものはできるだけ節約したいですよね。

そんなお悩みを解決できそうなのが、今回ご紹介する「モノタロウ自転車ライト」です。

趣味に合うかどうかはさておき、自転車のライトを選ぶにあたって、きっと選択肢が広がりますよ。

結論:日用品と考えれば必要十分なライト

ちゃんとした自転車ライトとは思えない459円というお値段の「モノタロウライト」。意外なことにちゃんと普通に使えます。

逆に言うと、ちゃんと使えること、激安であること、くらいしか特長のない自転車ライトですが、そのあたりがボクたちエンジョイ派サイクリストにはありがたいんです。

日用品と考えれば、もうこれで十分です。ただし本気のサイクリングで夜の山道を走るときは、もっと高性能なライトを持っていきましょう。

モノタロウライト

激安モノタロウライトを購入した理由

ボクは自転車のカスタムが好きなので、パーツや用品をしょっちゅう買うんです。購入する先は、だいたいAmazonか、モノタロウで買うことが多いですね。

在庫状況がほぼリアルタイムで分かりますし、在庫があるものでしたら、遅い場合でも明後日には届くのがイイですね。

どこで買っても同じ商品なら、早くて安いところに惹かれちゃうのが、人情というものです。ただ販売する側からすると、せちがらい世の中かもしれません。

モノタロウ

ある日のこと、この日もいろいろ欲しいものがありまして、モノタロウで買い物をしておりました。

モノタロウって、税抜ベースで3500円以上になると、送料が無料になるんです。なのでその無料ラインまであともうちょいなので、何か買わないといけないものはないかなあと、探していたんです。

そんな中、オススメ的に現れたのが、このモノタロウブランドの自転車ライトですよ。

モノタロウライト

【公式】モノタロウ自転車用ライト

459円!安っ!

ちゃんと使えるのか不安、というかたぶんダメだろうと思いました(笑)

ただモノタロウブランドという点に、ちょっと興味を持ったんです。自社のブランドを掲げるくらいなので、必要最低限のクオリティは持ってるんじゃないかなと思ったんです。

モノタロウサイトで調べてみると、自転車ライトでモノタロウブランドを掲げているのは、このライト一点だけ。いよいよ期待が深まるというものです(うそ)

モノタロウライトをじっくり見てみる

さっそく翌日お昼の届いたモノタロウライトを、じっくりチェックすることにします。

シンプル過ぎるパッケージと分かりやすい取説

パッケージ

パッケージは極端にシンプルです。なんの飾り気もございません。「MUJI」のシンプルカッコイイとはまた一味違う風格ですよ。

「MADE IN CHINA」の文字が見えますね。まあ459円ですから当然というものです。

取り扱い説明書

付属の取り扱い説明書も、これまだシンプルで分かりやすいです。

取り扱い説明書

この取り扱い説明書をちゃんと読めば、使い方を間違うことはなさそうです。親切ですね。

チープだけど機能はちゃんとしてる

パーツ構成

これらが構成パーツのすべてです。ライト本体と取付ブラケットに分かれます。

ブラケット側がなかなかにチープな趣きですが、取り付けるハンドルのさまざまな径に対応するために、太さ調整用のゴムが三枚付いていますね。ハンドルに取り付けて、つまみがついたボルトで固定します。

正直しょぼい感じがしますが、機能はしっかりと果たしてくれるので、何の問題もありません。

スライドするフタ

上フタを下向き三角のマークに合わせて、押しながらスライドさせると、フタが開きます。中に見える電池は我が家の電池でして、電池は製品には付属してません。

有名メーカー製なんかだと製品の表面が、塗装なのか金型が精密なのかわかりませんが、もっとツヤツヤ、ピカピカしてますよね。

だけどモノタロウライトはなんか表面が雑な感じです。このあたりはやはり、しょぼいですよね。ライトとしての機能にはなんの関係も無いけれど。

単4電池4本

単4電池x3本を使います。「防雨」とうたわれてますが、防水パッキンのようなものは見当たりません。あくまで本体とフタをきっちり密着させることで、水の浸水を防ぐ仕様みたい。

防雨はほんとに大丈夫なのか、やや心もとないですが、モノタロウでのレビューを見ると、けっこう高評価が並んでいますね。信憑性については分かりかねます。

取付ブラケット

ブラケットをエスケープR3のハンドルバーに取り付けました。滑り止めゴムシートのおかげで、しっかりと固定されてまして、ぐるんぐるんと動くことはありません。

取付ブラケット

ポッチを押すことで、ライト本体の固定を解除する、ライトとしては一般的な仕様ですね。まあなんかチープですけど。

ライト装着

ライト本体をブラケットに装着したところ。カチッと感が少々薄いですが、ちゃんと固定されてますし、運転中の取れちゃうようなことはありません。

自転車ライトとして必要十分な機能

モノタロウライト

モノタロウライトの勇姿です。カッコイイ。ボディ表面の仕上げの雑ささえ目をつぶれば、かなり良いですよ。

よく見かける極端に安いライトがあるでしょう。一回落としたら即壊れちゃうようなヤツ。そういうのとは全く一線を画しますね。

どちらかというと、国産のちゃんとした自転車ライトたちの側に立ってる感じです。

LED3灯

商品説明によると、高輝度LED3個なんだそうです。

ライト点灯

点灯したところ。ちゃんと明るく光ってくれます。光るパターンは、

  • 常時点灯
  • ピカッ!ピカッ!と点滅
  • パパパッ!パパパッ!と間をあけて高速フラッシュ!

の三種類です。

商品説明には、「210カンデラ」「19ルーメン」と書いてあるんですが、よく分かりませんし、「19ルーメン」ってそれはなくない?って思ったり。

夜道で実際に使ってみてのインプレ

実際に夜道を走って、使い勝手を確認してきました。夜道といっても、それなりに街灯のある街中ですけどね。

結論から言うと、普通に使えます。「ありゃりゃコレはアカンねえ」感がありません。

真っ暗な山道を走るような本気サイクリングでは、かなりというか圧倒的に力不足だと思います。真っ暗な夜道を照らす光量はありません。

ですが、通勤通学お買い物で夜道を走る分には、全く問題ないですね。というか十分すぎるくらい。

このくらいの性能の自転車ライトって、他にたくさんありますよね。ですが、その中でモノタロウライトが突出しているのが、459円という極端なお値段だと思います。

そこそこな性能を持った日用品として、手軽に気楽に使えるのがイイです。家族全員の自転車に取り付けておいて、壊れたり、紛失したりしたら、予備で在庫しておいたモノタロウライトをまた付ければOK!みたいな。

最初はバカにしてたのに(ごめんなさい)、だんだんと愛着が湧いてくる不思議な?モノタロウライト。当分は我が家の定番になりそうです。

遠出するときだけは、キャットアイなんかの超明るいライトを付けて行こうかな。

まとめ

というわけで今回は、激安459円の自転車ライト「モノタロウ」ライトの、エスケープR3への取り付けと、実際に使ってみてのインプレを紹介しました。

最後にまとめます。

要点まとめ

結論:日用品と考えれば必要十分な自転車ライト
⇒ちょっとしょぼいけど、機能はちゃんとしてますね。

激安モノタロウライトを購入した理由
⇒モノタロウブランドって意外に高品質のイメージが。

シンプル過ぎるパッケージ
⇒なんの飾りっ気もありません(笑)

分かりやすい取説
⇒ベタだけどわかりやすく親切な取扱説明書。

チープだけど機能はちゃんとしてる
⇒いろんなところがしょぼい。でも押さえるとこは押さえてる。

自転車ライトとして必要十分な性能
⇒有名メーカーのエントリーモデルくらいです。

夜道で実際に使ってみてのインプレ
⇒夜の街乗りで普通に使えてます。真っ暗な山道とかダメ。

ようするに、

激安459円というお値段の「モノタロウライト」。意外なことにちゃんと普通に使えます。ボクたちエンジョイ派サイクリストにはありがたいです。
日用品と考えれば、もうこれで十分です。ただし夜の山道はダメ。

ということです。

少々しょぼくても、日用品と考えればもう十分ってものがありますねえ。