この記事では、自転車の金属パーツを光り輝かせる方法をご紹介します。
自転車をキレイにしてあげたいけど、何をどうやったらいいのか分からないし、変なことをして台無しにするのはイヤ!って心配になることがありますよね。
その悩みをカンタンに解決するのが、「ワコーズ メタルコンパウンド」です。金属磨き剤のことですね。
「ワコーズ メタルコンパウンド」の使い方を知っているだけで、カンタンに自転車をピカピカにできて、自転車のお手入れが楽しくなりますよ。
くたびれた自転車の輝きを復活させたい
自転車って長く乗っていると、だんだんと傷んできたり、くたびれてきたりしますよね。ましてや中古の自転車を手に入れたりすると、最初からくたびれてたりしますし。
そんなマイ自転車でも、いろんな思い出や愛着があって、なんとかキレイにしてあげられないものかなあ、なんてボクはよく思うんですよ。
自転車を手間ひまかけてキレイにしてあげると、めっちゃ愛着が湧いてきますし、キレイにする前よりずいぶん気持ちよく走れるようになるんです。
まず自転車の顔であるフレームをピッカピカに
自転車のパーツの中でフレームって一番目立つじゃないですか。言ってみれば自転車の顔のようなもの。このフレームをキレイにしてあげると、見違えるようにナイスになるんです。
これは最近中古で我が家にやってきたクロスバイク「ルイガノTR2」のコンパウンドでばっちり磨き上げ後のフレームです。もう「つるつるピッカピカ」で実に気持ちいいです。
目立つ金属パーツを光り輝かせる
そしてフレームの次に目立つのが金属がむき出しになってる部分ですね。たとえば、
- ハンドル
- ステム(ハンドルが固定されてる左右に回る部分)
- シートポスト(サドルの下についてるパイプ)
- ホイール(車輪)
とかが目立つところの代表でしょうか。まあ金属むき出しではなくて、ブラックとかで塗装されてることもあるので、それはまた別の話としてくださいね。
すごく目立つところなのに、
こんなにすりキズだらけで、汚れてて、くすんでたらイヤじゃないですか。というか自転車がかわいそう。ちゃんとお手入れしてあげれば、とキレイになるんですから。
※あまりにキズが深い場合は新品交換することも考えます。でも今回はどこまでキレイにできるかチャレンジしますね。
そこで今回のミッション、「金属部分を光り輝かせる」の始まりです。
ワコーズ メタルコンパウンドを使います
今回の自転車金属部分を光り輝かせるプロジェクトの主役になるのが、この「ワコーズ メタルコンパウンド」です。
ボクもこれまでに何種類かの金属研磨剤を使ったことがありますが、その中で一番良いなと思ったのがこの製品。
良いなと思った理由は、
- なんといっても一番カンタンに磨けてキレイになります。
- よく延びて使いやすいです。
- お値段1,500円(税抜)とリーズナブル。
- ネット上でも絶賛されてますね。
- ボク自身以前に使ったことがあって信頼してます。
ということです。
アルミフレーム鏡面加工したことあります
ちょっと余談ですが、以前こんなことをしたことがあるんです。
- アルミフレームの中古クロスバイクを入手。
- フレームの塗装面を全面剥離(はくり)。
- メタルコンパウンドでフレーム全面研磨。
それで完成したのがこれです。
けっこう時間と手間がかかりましたが、思ってた以上にキレイに磨けて、もう鏡みたいでした。細かなキズも消えるし、メタルコンパウンドってすごいなと感動しました。
以上、余談でした(笑)
金属部分をキレイにするのに用意するもの
では今回用意するものを説明します。
- ワコーズ メタルコンパウンド
- サランラップとか
- 拭き取り用の布(ウエス)
ラップですが、もちろんサランラップでなくてもいいです。ただ、作業を行ううえで、ラップの生地が「ふにゃ」っとしたものではなく、「ぱりぱり」したもののほうが、グリップしやすいのでおすすめです。どう使うのかはのちほど。
メタルコンパウンドで金属パーツを研磨します
ラップを丸めて手のひら大の大きさの玉にします。「ぱりぱり」したラップのほうが良い理由は、この玉を作りやすいのと、作業するときに握りやすいということなんです。
金属パーツにメタルコンパウンドを適量つけて、さきほどのラップボールで磨きます。
強い力よりもストローク回数を増やすほうが効率がいい気がしました。
ラップを使う理由は、
- 布だとコンパウンドが布に染み込んでしまって無駄になる割合が多い。
- ラップだとコンパウンドが染み込まずに常に表面に残ってる。
- そんなこんなで体感的に布の倍くらいの効率で磨けます。
ということです。ボクも最近ネットで見かけて知ったばかりなんですが、「ほんとに布とは違うなー!」と実感したので、おすすめさせていただきますね。
ちょっとしたコツがあるので紹介しますね。写真のような円柱のカタチをしたパーツだと、ラップをパーツに巻いて、往復させて磨くとラクに早く磨けますよ。
写真ではコンパウンドを付けてませんが、実際に磨くときは適量をパーツに付けて作業してください。
仕上げまでの手順
- パーツにメタルコンパウンドを適量付ける。
- ラップの玉または帯でごしごし磨く。
- 布切れ(ウエス)で汚れたコンパウンドを拭いて様子を確認する。
- 納得できるまでこの手順を繰り返す。
そこそこ大変ですけど、くすんでいた金属パーツがきらきらと輝き出すのを見ると、疲れを忘れちゃいます。「こんなにキレイになるんや!」思わず声が出ます。
金属の輝きが戻りました
とりあえず磨き終わりました。感想はというと、
- くすみがすっかり消えました。
- ステムなんて元はざらざらの梨地(なしじ)だったのに「つるつる」です。
- シートポストの深いキズまでは消せなかったのは残念。
- 二点とも、じゅうぶん合格点の仕上がりです。
というわけで、元とは比べ物にならない見栄えです。メタルコンパウンドで磨いてほんとに良かったです。
まとめ
というわけで今回は、長く乗った自転車や中古自転車をリフレッシュするために、自転車の金属部分を「ワコーズ メタルコンパウンド」で磨くと、「キラキラ」光り輝くようになって、サイコーですよという例をご紹介しました。
最後にまとめます。
くたびれた自転車の輝きを復活させたい
⇒まず自転車の買えであるフレームをピッカピカに。
⇒目立つ金属パーツを光り輝かせる
ワコーズ メタルコンパウンドを使う
⇒何種類か使った中で一番効果がある。
⇒以前自転車フレームを鏡面加工した経験がある。
用意するもの
⇒ワコーズ メタルコンパウンド
⇒ぱりぱりした素材のラップ
⇒拭き取り用のウエス
メタルコンパウンドで金属パーツを研磨
⇒パーツに適量コンパウンド付ける。
⇒ラップを玉状または帯にしてストロークする。
⇒布で汚れを拭いて様子を確認する。
⇒これを繰り返す。
金属の輝きが戻った
⇒くすみ・汚れがすっきり消える。
⇒深いキズは消すことができないこともある。
ようするに、
自転車の金属パーツをメタルコンパウンドで磨いてやると、くすみ・汚れがすっかり消えて、元以上に光り輝かせることができる。見違えるほどキレイになって、自分の自転車にますます愛着が湧いて良いことばかり。
ということです。
どんどんご自分で自転車に手を入れて、お気に入りのマイ自転車に育てていきましょう!