この記事では、ヤフオクで中古自転車を買って、お金を節約しつつ自分好みの自転車に仕上げていくには、どうなふうに考えればいいかの一例をご紹介します。
ほしい自転車があるけれど、がんばって新車を買ったほうがいいのか、それとも中古を買って自分で整備したほうがいいのか、悩んじゃうときってありますよね。
そこで今回は、ボクがヤフオクで中古自転車を買ったあと、お金を大切にしながら安全に気持ちよく自転車を楽しむために考えたことをお伝えします。
3分くらいで読めますし、ヤフオクで自転車を入手する際にきっと役立ちますので、ぜひご一読を♪
ルイガノTR2の中古をヤフオクで購入
家族が乗るため用に、今回新たに自転車を調達する必要に迫られまして、あれこれ検討した結果、ヤフオク(Yahoo!オークション)で中古自転車を落札しました。
新車を買うことも考えてはみたんですが、次の理由でヤフオクで入手することになりました。
- ほしいと思う車種は新車だとお値段が高い(当たり前)
- 新車で買っても、きっとあちこちカスタムするに決まってる。
- 基本的な整備は自分でできるので中古でもたぶん大丈夫。
- そもそも自転車を整備したりレストアしたりが楽しい。
という理由でヤフオクで入手ということになりました。
結果から言いますと、ありがたいことにとても程度が良い自転車が見つかり、お値段もなんとか予算内で落札できて、ほっとしました。
中古車選びからレストア完了まで、これから中古自転車を入手しようと思われる方にとって、役立ちそうな情報をお知らせしますね。
【レストア】とは?
古くなったり壊れたりしたモノを修理してまた使えるようにすること。
ルイガノTR2を選んだポイント
今回ルイガノTR2の中古車を選んだいきさつとそのポイントを振り返ります。
あくまでボクの基準なので、このあたりは状況や人によりけりなので、あくまで参考としてご覧くださいね。
そこそこスポーティな自転車がほしい
自転車大好きなボクの影響なのかどうなのか?家族も自転車に対して目が肥えてきているようで、いわゆるママチャリではなくて、そこそこ走るスポーティな自転車がいいらしい。
まあそれはそれでボクも嬉しかったりもするんですが、スポーティな自転車になると、安価なママチャリの倍くらいのお値段がします。なので今回は中古自転車を探したわけです。
ゆるめのクロスバイクがいい
【公式】RIGHTWAY PASTURE ライトウェイ パスチャー(クロスバイク)
と言っても、あんまりがんばり過ぎている自転車はダメなんです。ふつうにお買い物に行く格好で自然に乗れるがいいですね。その点、今回のルイガノTR2はぴったり。
普段使いのために前カゴと泥よけは必須です
【公式】RIGHTWAY PASTURE ライトウェイ パスチャー(クロスバイク)
ふだんはママチャリと同じような使い方をする予定なので、前カゴと泥よけは絶対に外せません。今回はどちらも付いていないので、追加で付けないといけません。
どちらもそれなりのお値段がしますので、追加費用を見込まないと。
フレームをまたげることも必須
ハンドルとサドルをつなぐ位置にあるトップチューブが水平だと、乗車する際にまたぐことができません。なので下のどちらかのフレームの形の自転車を選ぶ必要があるんです。
↑これが「スタッガード」フレーム。
【公式】RIGHTWAY PASTURE ライトウェイ パスチャー(クロスバイク)
↑そしてこっちが「ミキスト」フレーム。トップチューブが後輪軸まで伸びてる。
【公式】ラレー RSM
どちらもフレームをまたぐことができますね。
今回のルイガノTR2は「スタッガード」ですので、無事クリアできました。
乗り出し整備までの基本的な考え方
新車状態に戻すことは考えない
(ルイガノTR2のメーカーカタログ写真より)
せっかく買った自転車なので、できることならピッカピカに仕上げたいのはやまやまですよね。そのほうが乗ってて気持ちいいじゃないですか。
でも調子に乗って、くたびれてる部品たちをどんどん新品に交換していくと、気がつくとあっという間に何万円もかかってしまいます。
なので、ある程度までは妥協というか目をつぶることも必要です。レストアする費用が新車価格より高くなっちゃったら、なにをしているのか分からなくなりますから。
もちろん費用の高い安いではない場合もありますが、今回はできるだけ節約する方向で進めます。
安全に気持ちよく乗れるように
よく言われるように自転車は命を乗せて走るもの。そして人さまの命ももちろん大切です。
なので機械として完全に機能するようにしなくちゃいけません。
「走る・止まる・曲がる」がしっかりできるように調整・整備をしっかりしないとね。
そのために必要があれば部品も積極的に交換しますよ。
自転車に愛着を持てるように
しっかり動いて機能するのが一番大切ですが、自転車に愛着を持てることも同じくらい大切ですよね。愛着がないとお手入れをするにも気持ちが入りませんから。
自分の自転車に愛着が持てるように、ボクの場合はこんなことに気を付けています。
あてはまる点があれば、完全になくすことはできなくても、なんとか目立たないくらいになるようお手入れします。
- 目立つキズ
- よごれ
- サビ
中古なので多少はしかたないですし、お手入れしてもゼロにはなりませんが、できることはしっかりと。
性能アップを欲張らない
現状よりもだったり、新車状態よりもさらにグレードアップさせたりはしません。今回なら7速変速なのを9速変速にカスタマイズしたりとかダメ。
グレードアップは自転車の楽しみの一つ、それもとっても楽しくてしかたがない楽しみの一つなんですけど、これもココロにブレーキをかけないとどんどんお金がかかってしまいます。なのでやりません。
普段使い用の装備を付ける
休日のサイクリングに使うのではなくて、毎日の足として使う自転車なので、それなりの装備が必要になってきます。
- 前カゴ
- 泥よけ
- 前後ライト
- リング錠
- 二本足のセンタースタンド(必須ではないけれど)
ママチャリだと当たり前の装備なんですが、この自転車には付いていないので装着する必要がありますね。
まとめ
というわけで今回は、普段使いにも使えるクロスバイクとして、ルイガノTR2の中古車をヤフオクで購入したいきさつと、自転車を整備する際に大切にしたいボクの考えをご紹介しました。
最後にまとめます。
ルイガノTR2の中古をヤフオクで購入
⇒ほしいと思う車種は新車だとお値段が高い。
⇒自分で基本整備はできるので中古車を選ぶ。
ルイガノTR2を選んだわけ
⇒そこそこスポーティな自転車がほしい。
⇒ゆるめのクロスバイクがいい。
⇒普段使い用に前カゴと泥よけが装着可能。
⇒乗車時にフレームをまたげる。
乗り出し整備の基本的な考え方
⇒安全に気持ちよく乗れるように機能面では万全に。
⇒自転車に愛着を持てるようキズ・汚れ・サビは極力落とす。
⇒性能アップのためのパーツのアップグレードはしない。
⇒普段使い用に前カゴ、泥よけ、ライト、リング錠を付ける。
ようするに、
中古自転車を愛着持って安全の乗れるようにするために、しっかり考えて、ポイントを押さえてくださいね。
そうすれば、新車を買うよりずっと安価で楽しく安全に自転車を楽しむことができますよ。
ということです。
どんどんご自分で自転車に手を入れて、お気に入りのマイ自転車に育てていきましょう!